多くのチームにとってSlackは仕事の現場です。バグが報告される場所、意思決定が議論される場所、そして「このスレッドを誰か要約してくれない?」と誰かが言って、4人が同じスレッドを開く場所です。
Zeroはそこで合流します。インストール後は、任意のチャンネルまたはDMで@メンションできるSlackアプリとして動きます。Webアプリと同じスキル、同じコネクタ、同じ権限のまま、チームの会話の流れの中で動くわけです。
インストール
- ワークスペースのZeroが使える場所ページを開き、Add to Slackをクリックします。
- Slackワークスペースを選び、Zeroが要求するスコープを承認します。
- 招待されたチャンネルとDMでメッセージを読む
- メッセージとリアクションを投稿する
- ユーザープロファイル情報を読む(メンションと宛名指定のため)
- ファイルをアップロードする(添付成果物のため)
- Zeroが動くべきチャンネルに
@Zeroを招待します。Zeroは招待されたチャンネルのメッセージしか見えません。
新規アプリに管理者承認が必要なSlackワークスペースの場合、インストールリクエストはSlack管理者に送られます。Zeroが使える場所のページにステータスが表示されます。
SlackでのZeroの使い方
主に3つのパターンがあり、インストール以外の準備なしで動きます。
任意のチャンネルで@Zero。 Zeroはスレッドで返信するため、チャンネルが散らかりません。チームに見える形で進めたいタスクで使います。
「@Zero このスレッドの直近50件を要約して、アクションアイテムを番号付きリストで投稿して。」
ZeroにDMする。 プライベートな作業、下書き、ブロードキャストしたくない仕事に向いています。DMはWebチャットのように動き、複数のやり取り、フルセッションログ、ファイルアップロードに対応します。
スキルを名前で呼び出す。 @Zero triage-bug-report のように、Zeroが指定スキルを読み込み、現在のスレッドまたはメッセージコンテキストで実行します。チャンネル業務に対応したスキルをすでに作ってある場合に便利です。
よくあるSlackワークフロー
VM0チームが日々使っているパターンです。
#bug-reportでのバグトリアージ。 誰かがスクリーンショットを投稿する。「@Zero triage this。」Zeroが再現手順を抽出し、GitHub Issueを起票し、リンクを返信します。- スレッド要約。 寝ている間に長いスレッドができている。「@Zero このスレッドを要約して、自分が何をすべきか教えて。」Zeroが100件を5つの要点と推奨アクションに圧縮します。
- 意思決定のロギング。 「@Zero このスレッドの決定を Notion の意思決定ページに記録して。」Zeroは文脈、決定、責任者、日付という構造化された記録を書きます。
- スケジュールによるチャンネルダイジェスト。 毎週月曜に動くスケジュールが
#engineeringや#csに週次サマリを投稿。スケジュールを参照してください。 - カスタマー返信の下書き。 Gmail、Front、Zendeskを接続して、新着メールをZeroに監視させます。届いたらZeroがあなたの口調で返信を下書きし、DMで承認を求めます。
- 会議中のリサーチ。 Slackのハドル中に競合の名前が出た。
@Zero [競合名]について5項目でブリーフィングして。2分後にはスレッドにブリーフが届きます。
マナーと運用
チームに馴染んだ、うまく回るパターンをいくつか挙げます。
- スレッドで返信する。 チャンネルで
@Zeroすると、Zeroはスレッドで返信します。フォローアップは同じスレッドにとどめましょう。それで1つのセッションになります。無関係な仕事は新しいトップレベルのメンションで始めます。 - 出力先を明確にする。 *「DMで送って」や「
#cs-repliesに投稿して」*のように指定します。送信先が曖昧だと結果も曖昧になります。 - 機微な作業はDMで。 カスタマー返信の下書き、金銭にまつわるアクション、機密分析は、共有チャンネルではなくDMが向いています。
- 不要なチャンネルにZeroを入れない。 権限はチャンネル単位でスコープされます。アクセスを最小限に保つほうが整理されます。
Slackでの権限
Slackの権限はワークスペース単位ではなくチャンネル単位でスコープされます。Zeroはメンバーになっているチャンネルしか読めず、投稿・リアクション・アップロードといったアクションも同じルールに従います。
ZeroをチャンネルからRemoveすると:
- 即座にそのチャンネルの履歴を読めなくなります
- そのチャンネルに投稿もリアクションもできなくなります
- 過去のセッションログには、メンバー時にZeroが見ていたメッセージが残ります
ワークスペース全体ではなく単一の機微チャンネルだけにZeroを入れたい場合は、別のSlackワークスペースに2つ目のZeroをインストールするのが、隔離が必要なユースケース向けの正しい逃げ道です。
よくある落とし穴
- Zeroが反応しない。 チャンネルに招待されているか確認しましょう。Zeroが使える場所ページで接続状態を確認します。
- 返信先がおかしい。 スキルが間違ったチャンネルに投稿する場合は、スキル本文で送信先をより明示的に書き直します。
- 権限拒否。 認可されていないコネクタが必要になると、Zeroは依頼者にDMで認可リンクを送ります。そのDMは無視しないようにしましょう。
- Zeroの重複インストール。 別々のOAuthセッションで複数回インストールされている場合、どれか1つが優先されます。Zeroが使える場所ページにどれが有効かが表示されます。